母性と父性のこと。
男の人にも母性と父性があります。
子育てで必要なのは「母性」の方です。
シングルマザーになりお父さんの分までがんばろうと、
意識して子どもに厳しくされることもあるようですが、
シングルマザーでなくても「厳しさ」は
家庭の中では重大なことではないようです。
こんなことを書くと、
「わがままになる」とか
「ルールを守れなくなる」とか、
お叱りのコメントを頂くかもしれませんが、
本当なんですよ(*^_^*)
たくさん甘えてもらって欲求を満たしてもらってる方が、
「まぁ仕方がないか、ここは学校だから」と、
学校の先生の言うことを聞けるようになったり、
社会のルールも守れるようになります。
このお話は専門家の方にも教えてもらったのですが、
私自身がそうなんです。
私の親は全然厳しくなくて、
「早く寝なさい」とか
「食べ物の好き嫌いはしてはいけません」とか、
「約束は守りなさい」とか、
そんなこと全く言いませんでした。
「やりたいことがあったら寝たくないときもあるよな」
「嫌いなものは食べられへんよな」
「都合が変わることもあるよな」
というそんな感じです。
そんなふうに育った私は、
社会のルールを守れない人にはならなかったですね。
守れる人になりました。
「父性」は、家から外に出たときに
山ほど厳しいことがあるので、社会がやってくれます。
甘えさせてもらっていない子どもさんほど、
抑えていた気持ちがあふれてくるので
先生の言うことを聞けなかったりするようです。
小学生、中学生、高校生になっても、
赤ちゃんのように顔を真っ赤にして泣いてくれるとわかりやすいのですが、
抑えることに慣れてしまって、
思いのままの感情を表現できなくなるのですよね。
思春期の頃、荒れるのは
「そんなことはないのじゃないか」と思われる方は、
騙されたと思って試してみて下さい