「小1プロブレム」のこと。
この話は前から聞いていたけど、
All About のサイトで
入学した時点で、
‘基本的な生活習慣が身についていない子ども’が授業中に騒いだり
勝手に歩き回ったりして授業が成り立たない・・・
と書かれていました。
なぜこのような状態が起きるかという原因には
■30人以上の大人数の学級がまだまだ多い。
■ベテラン教師の指導手法が現在の教育にマッチしない。
■最大の原因と考えられるのは、コミュニケーション力が低下した子ども、
具体的には他人の話を聞けない子どもが増えたこと。
教師の指示に従わない、
指示の内容が理解できないなど、
学校生活になじめない子どもが増えている。
その背景要因としては、少子化やゆとり教育などの問題が挙げられる。〜
と、書かれていました。
私が引っかかったのは
‘基本的な生活習慣が身についていない子ども’
という表現です。
子ども側の気持ちから考えると、
「基本的な生活習慣を
子どもの気持ちも聞かずに
子どもがしたいこともさせずに、
一方的に大人側の都合で押し付けられている」
と思うのです。
小学校に入学する頃は、
まだまだ幼稚園や保育園の延長上にあるので、
45分間じっと座っていることは子どもたちはとっても苦痛ですよね。
先生の言うことも聞けないだろし、
言われていることが理解できない子もたくさんいることでしょう。
そんな子どもたちの気持ちを受け止めてあげられないので、
「小1プロブレム」なんて名前をつけて
問題にするんだろうなと思いました。
こんなふうに問題にしたら、
家庭で子どもをキツくしつけようとする親が増えたら
どうしようかとヒヤヒヤします(;゚∇゚)
子どもだって、家で親の言うことを聞かされていたら、
学校に行ったときくらい自由にしたいですよ。
家庭で、気持ちを押さえつけられていない子どもは、
「授業中は騒いだらアカンとこやな」
と空気も読めるし、
心に余裕があるので社会のルールも守れます。
守れないのは、
もう心がいっぱいいっぱいになってるんですよね。
がんばり過ぎてもうできなくなっているようです。
「じっとできない子もいる」
「話が聞けない子もいる」
と受け止めてあげて
その保護者の方と一緒に
子どもたちを見守り育てていってあげたらいいやん(⌒-⌒)
「大人側が子どもたちに言うことを聞いてもらいたい思いが
強くなってきてるのではないのか?!」
という視点からも考えて欲しいなと思いますね。
少人数化や補助教員をつけることは
生徒ひとりひとりに目が届き、
子どもたちも先生にかまってもらえるからいいと思うのですが、
叱って怖がらせたり、
上から抑え付けることがないようにしてあげて欲しいなと思います。
子どもの行動を鏡にして
大人の自分自身とも向き合いたいですよね。
早生まれでのんびりした性格な事もあるのですが、保育園で長く担任だった先生(私と同い年)にも結構急かされた感があって、私自身も息子に(きちんとして欲しくて)ついつい厳しくしてしまったものです。。
でも今はのんびりながらも学校に馴染んでいるし、ひときわ浮いているとかは全くないようです。
親の立場、学校(先生)の立場、子ども自身の立場…総合的な面で見ていけたらなとは思うのですけどね。
やっぱり集団行動なのは間違いないので、なかなか難しいなと思っています。
>結構急かされた感があって、
それは困りますよね。そんなこと親に言われてもどうにもできませんよね(>_<) 厳しい先生だったか、どこの保育園から来たとか‥そういうことを言われるのでしょうかね。
>やっぱり集団行動なのは間違いないので、
集団生活でみんなと全く同じようにできるわけないのに‘間違い’だと思い込まされる世の中の方がおかしいですよね。息子さんもきりままさんも誰もわるくないのに、大人の都合で動かされるパワハラみたいなものだと思います。子どもに無理のないように育ててあげたいですよね(^-^)