「子どものためにやっている」なんてウソです。
「あなたのために言ってるのよ!」って
怒ってるときに言ってしまいますよね。
もう子どもを叩いてしまった後かもしれません。。。
本当に‘子どものため’に
子どもの心を傷つけないで育てていると、
こんな言葉は出てこないです。
「どのような肯定的な言葉がけをしたらいいか?」っていうことが
頭の中をぐるぐると回って言葉を選んでいるので
その時 感情的にはなっていないです。
「エンパワメント・センター」の
森田ゆりさんは、
「体罰は、体罰をする大人の感情の爆発です。」と説明して下さっています。
見て下さい。
↓↓↓
子どもの頃に叩かれて育つと、
自分の気持ちを言えずに 押さえつけられているので、
言いたかった気持ちが心の中でたまり続けています。
これが何かのきっかけで爆発するのです。
そして、また子どもの心を押さえつけてしまいます。
この連鎖です。
叩かれたことも‘愛情’だと思いたいと思っている気持ちが
「子どものためにやっている」と言ってしまうのかもしれません。
そして、言い継がれてしまうようです。
「子どものためにやっている」これは自分を正当化する言葉ですよね。
自分を守っているんですよね。
傷ついた心が自分を守るために
言わざるを得ない言葉となっているのでしょう。
子どもを叩いてしまう方は、
自分の内側にある
言えなかった気持ちに耳を傾けてあげることで、
子どもの頃の自分を癒してあげることができます。
多くの人の叩いてしまうような感情の爆発が
「犯罪」や「戦争」を起してしまいます。
自分も人も傷つけてしまうことなので、
人ごとではなく自分自身を振り返ってみることは
とても重要なことだと思います。