愛は暴力に変わる。
実際の社会ではこれが主流となっているので
怖いことなんです。
【デートDVの定義】
強い方が弱い方を支配する(思い通りにする)のがDV
恋愛におけるDVを「デートDV」という。
恋愛関係だけに限らず
親子関係・友達関係・先輩後輩の関係、
学校での先生との関係・会社での関係など
全ての人間関係が暴力的な関係となってしまっています。
「暴力」と聞くと、殴る蹴るなどの
身体的な暴力を思い浮かべることが多いと思いますが、
精神的な暴力、経済的な暴力、性暴力なども含まれていて、
思い通りに支配している人と
安全、自信、自由を奪われ、
自己決定ができなくなっている人との関係となっていれば
暴力における加害者、被害者の関係となっています。
被害を受けているのに「DV」と言われるのがイヤで
加害者をかばったり、「こんなもんや」と思い込み
離れられなくなってしんどい思いをしている被害者も多いです。
講座に来られていた方は
大学で行われたので若い人が多いのかなと思っていたのですが、
年配の方が多かったです。男性の方も何人かおられました。
若い男の子もいたので感心しました。
「DV」とまで言えないようなことは
DVのグレーゾーンであることも多く、
グレーゾーン事例を聞くと「あるある」という話ばかりでした。
テレビで芸能人が恋愛の話をしていることがありますが、
「それはデートDVやで」と思うことも多いですし、
ドラマでも視聴者の興味をそそるような
暴力が出てきているので、
「これは暴力やな」と認識する練習をするといいと思います
束縛されてうれしい人もおられるようですが、
それは気をつけないと危険です。
束縛は愛ではないです。
愛情があっても「暴力」に変わってしまう人もいます。
加害している方は悪気がなくやっています。
自己中心的なので「怒らせるお前が悪い」とまで
当たり前のように思ってしまうようです。
まだまだ書きたいことがあるのでまた書きます
昨日は久しぶりに伊田先生とお会いできてうれしかったです。
初めて読んだ伊田さんの本は
こちら☆
女性センターの方が紹介してくれたので読んでみたのですが、
私自身の考え方と同じことを
言葉で表現してくれていたのでとても感銘しました。
「私は結婚しなくてよかったわ」とも思いました